自分だけの郵便物を他人の目から隠したいとき、どうすればいいでしょうか。
アパートや家族との生活でプライバシーが心配な場合、郵便物を他の家族やルームメイトに見られないようにしたいと思うこともあるでしょう。
この記事では、そんな時に役立つ、自分宛の郵便物をこっそりと受け取る方法をいくつか紹介します。
自分に合った方法を見つけて、ぜひ実践してみてください。
1.郵便物を分けて配達してもらう
長期的に自分宛の郵便物を分けて受け取りたい場合の方法です。
まず、ホームセンターやネット通販で郵便受けを購入し、それぞれの郵便受けにどの郵便物を入れるかを明確にします。
その後、配達の担当の郵便局に連絡して、
「郵便受けを分けたので自分宛の郵便物は分けてほしい」と伝えることで、郵便物を分けて配達してもらうように依頼できます。
2.郵便局留めを活用しよう!
新しい方法として、郵便局留めを利用する方法があります。
この方法は送り主があて先を「○○郵便局(受け取りたい郵便局)留」と書く必要がありますが、可能な場合には便利です。
例えば、家族へのプレゼントをネットで購入した際にも活用できます。
利用方法は簡単で、送り主にあなたの住所と名前、受け取りたい郵便局の郵便番号を書いてもらうだけです。
全国の約24,000局で受け取りが可能であり、利用手続きや受け渡し手数料は不要です。
さらに、代金引換や着払いも利用できます。
3.私書箱を使って受け取る方法
最後におすすめしたい方法は、私書箱を利用することです。
私書箱は、鍵がついているロッカーのようなもので、郵便局内に設置されています。手続きをすることで、私書箱で郵便物を受け取ることができます。
この方法は、普段から多くの郵便物が届く方や、長期間利用したい方に適しています。
利用手順は以下の通りです:
2.審査を受け、承認されれば鍵を受け取ります。
この方法は無料で利用できますが、利用条件があります。
一般的には、毎日郵便物の受け取りが可能な方、6か月以上利用する方、そして郵便物を遅延なく受け取ることができる方が対象となります。
私書箱を利用できるようになったら、私書箱に郵便物が届くよう手続きをします。
引っ越しの際と同様に、郵便物の転送サービスを利用することで、郵便物が私書箱に届くようになります。
転送サービスの期限は1年間ですので、継続して利用したい場合は延長手続きが必要です。
公共の私書箱が使えない時はどうする?→民間の私書箱を利用する
公共の私書箱が条件に合わない場合や満員の場合、民間の私設私書箱を契約することも選択肢の一つです。
民間の私設私書箱は利用料が必要ですが、指定した住所に転送してもらったり、住所の表記で私書箱であることが分からないようになっている利点があります。
利用可能な状態になったら、転送サービスを通じて郵便物を私書箱に届ける手続きをしましょう。
私書箱での受け取りには制限があることも!
私書箱を利用する際には注意が必要です。
転送不要郵便を受け取れないことがあります!
転送不要郵便とは、本人に直接届ける必要がある重要な書類が、他人に誤って配達されることを防ぐために、「転送しないこと」と指定された郵便物のことです。
具体的な例としては、キャッシュカードやクレジットカードが挙げられます。
転送不要と指定された郵便物は、送り先に記載された住所にしか届けられません。
その住所に住んでいない場合、送り主に返送されることになります。
そのため、私書箱では受け取ることができません。
転送不要郵便以外にも、着払いや代金引換の郵便物は私書箱で受け取れない場合があります。
利用する際には、私書箱の規則をよく確認することが必要です!
まとめ
この記事では、家族や共同住人に気付かれることなく郵便物を受け取る方法をご紹介しました。
「私書箱」の使用における公共と民間の施設の差については、特に注目すべき点です。
各方法にはそれぞれ利用条件がありますが、自分に合ったものを選ぶことでスムーズに利用できるでしょう。
状況に応じて適切な対策を選ぶことが大切ですが、この記事があなたの問題解決に役立てばうれしいです。