クリックポストを利用する上で、サイズオーバーになってしまいそうなとき、そのまま出してよいものか、迷ってしまうこともありますよね。
もしクリックポストのサイズが規定を超えてしまった場合、どうすればいいのでしょうか。
この記事では、クリックポストでのサイズオーバーしてしまった時はどうしたら良いか、送る事のできる厚さの範囲、そしてサイズオーバーを避けるためのコツについて詳しく解説します。
クリックポストはサイズオーバーしたらどうなる?
もしサイズオーバーしてしまっていた場合、返送されてしまうことがあります。
そのため、事前にサイズオーバーを防ぐことが大切です。
クリックポストのサイズ規定は以下のとおりです。
- 長さ: 14~34cm
- 幅: 9~25cm
- 厚さ: 3cm以内
- 重さ: 1kg以内
特に厚さ3cm以上になるケースが多く見られます。
サイズオーバーが発生すると、クリックポストは差出人に返送されることになります。
サイズオーバーして返送されてしまったら、どうすればいい?
サイズ超過で返送された場合は、再発送するために、サイズや重量を規定内に調整する必要があります。
再発送するときは、サイズと重量を確実に確認しましょう。
宛名ラベルは再び使用できる
支払い完了から7日間有効な宛名ラベルは、再発送が期限内であれば再利用可能です。
期限が過ぎてしまった場合は新しいラベルを作成する必要があります。
返送された場合、送料は発生しない
クリックポストの運賃は、郵便局での受け取り時に課金されます。
サイズ超過により返送された場合、引受処理がされないため送料の課金は発生しません。
厚みの許容範囲と計測方法
厚さは3cm以内であることが求められます。
クリックポストを利用する際の厚さ基準が、以前と比べて厳格化されています。
かつては、荷物を少し圧縮して3cm以内に収めることが一定の許容範囲内とされていることもあったようですが、現在では、荷物は押しつぶさずに自然な状態で厚さ3cm以内に収まる必要があります。
この基準に合致するかどうかは、郵便局に設置された厚さ測定定規(スケール)があり、そちらにスッと通る厚みだと送ることができます。
荷物が部分的に膨らんでいたり、圧力を加えないとスケールを通過できない場合は、受け入れが拒否されることになります。
また、郵便局での処理時には、荷物を無理に押し込んでサイズを測ることはありません。
これは、荷物に無理な圧力を加えることで破損する恐れがあるためです。
そのため、発送前に適切なサイズであることを確認することが重要です。
局員の判断により若干の柔軟性はありますが、基本的にはサイズを守ることが重要です。
ポスト投函と受け入れの違い
クリックポストはポスト投函が可能ですが、投函ができたからと言って必ずしも受け入れられるわけではありません。
ポストの投函口サイズは4cm程度あり、厚さの制限を超えても投函できてしまうことがありますが、集配局での計測でサイズ超過が確認されると返送されますので、注意が必要です。
クリックポストがサイズオーバーしてしまうことのデメリットは?
クリックポストを利用する際、サイズオーバーしてしまうと返送による遅延や、再梱包・再発送のデメリットが生じます。その影響について、解説します。
クリックポストの規定サイズを超えると、荷物は差出人に返送される
これにより、受取人への配達が遅れるリスクがあります。
クリックポストは陸海上輸送を主に利用するため、特に遠方への配送には注意が必要です。
サイズを超えないよう慎重な梱包が必要です。
返送されると、再梱包と再発送が必要になる
サイズオーバーで荷物が返送されると、再梱包と再発送の手間がかかります。
規定サイズ内に収めるために梱包をやり直し、必要に応じて宛名ラベルを新たに作成する必要があります。
サイズオーバーによる返送を防ぐためには、事前の確認と慎重な梱包が重要です。
また、郵便局での処理時には、荷物を無理に押し込んでサイズを測ることはありません。
これは、荷物に無理な圧力を加えることで破損する恐れがあるためです。
そのため、発送前に適切なサイズであることを確認することが重要です。
クリックポストのサイズオーバーを防ぐ方法
サイズ超過を防ぐためには、以下のポイントに注意しましょう。
・厚さ3cm以内の梱包材を使用する。
・厚さ測定定規を利用して、事前にサイズを確認する。
・不安な場合は、郵便局の窓口でサイズの計測を依頼する。
・圧縮可能なアイテムは圧縮袋を使って梱包する。
これらのポイントを守ることで、サイズ超過による返送を避けることができます。
詳しく見ていきましょう☆
ギリギリのサイズではなく、余裕を持った梱包を心がける
クリックポストで送るのに適しているのは、本、CD、DVD、図書カード、衣類などが挙げられます。
厚さがギリギリ3cmを超えてしまう場合でも送ることができるケースがあるとはいえ、返送されるリスクや手間を考えると、3cmの厚さを守ることが重要です。
厚さ3cm以内の梱包材を使用する。
サイズ超過の心配がある場合、クリックポスト専用の梱包材の使用をお勧めします。
これらはオンラインで購入可能で、ゆうパケットやメルカリ便にも対応している段ボールです。
専用の梱包材を利用すればサイズ超過の心配はありません。
厚さ測定定規を利用して、事前にサイズを確認する
専用梱包材を使わない場合は、発送用の厚み測定定規を使用すると良いでしょう。
これにより、クリックポストに適したサイズを正確に測定することが可能です。
不安な場合は、郵便局の窓口で計測と発送を依頼することをおすすめします。
圧縮可能なアイテムは圧縮袋を使って梱包する
クリックポストで衣服などの柔らかい素材の物を送る時には、特別な注意が必要です。
初めに茶封筒に入れる際、衣服を圧縮して3cm以内に収めても、時間がたつと元に戻り、サイズが拡大することがあります。
このような場合、梱包した後少し時間を置いてからもう一度サイズを確認し、必要であれば圧縮袋を使って再度圧縮することをお勧めします。
このようにすることにより、サイズオーバーのリスクを軽減できます。
圧縮して送られてくることに抵抗がある方もいるので、事前に圧縮して送ることをお知らせすると安心です。
まとめ
厚みが3㎝をわずかでも超えてしまったら、無理に詰め込まず、別の発送方法を使用。
荷物が3cmをわずかに超えてしまった場合は、返送による遅延のリスクや、再梱包、再発送の手間があり、デメリットが大きいです。
小さい荷物を安く送ることができる日本郵便の定形外郵便を利用するのが良いでしょう。
定形外郵便には、クリックポストにはない速達や配達日指定などのオプションも豊富にあります。