クリックポストを利用して郵便物を郵便局で受け取る方法について、どのような手順を踏めばよいのでしょうか?
特に宛先の記入方法に注意が必要です。
ここでは、クリックポストを使って郵便局での受け取りを設定する際の手順を以下にまとめます
- クリックポストで郵便局留めを設定する基本的な流れ
- 郵便局留めを設定する際の注意点
- 設定後に郵便局留めの情報を変更する手順
- 郵便物を投函した後に設定を変更する場合の注意事項
これらのステップと注意点を理解しておくことで、クリックポストを使用した郵便局留めサービスをスムーズに利用することができます。
クリックポストで郵便局留めを設定する方法
宛先に受け取り希望の郵便局の住所を記載し、「〇〇局留」と記入しましょう。
クリックポスト利用時の局留め設定方法
クリックポストの公式サイトにログインし、配送に必要な詳細を記入します。
郵便局での受け取り(局留め)を希望する際は、宛先情報の記載に特に注意が必要です。
たとえば、
受け取り希望の郵便局→〒140-8799 品川郵便局留
受取人の住所→(東京都〇〇区△△1丁目☐☐)
受取人名→郵便太郎
といった情報を適切に入力します。
これにより、指定された郵便局で自分宛の郵便物を受け取ることが可能になります。
局留め用郵便番号を入力する
希望する郵便局での局留めを設定する際には、その郵便局の郵便番号を正確に入力することが重要です。
この際、受取人の住所に用いる郵便番号ではなく、局留めを希望する郵便局の郵便番号を使用する点に留意してください。
郵便番号が不明な場合には、「郵便局を探す」機能を利用して見つけ出しましょう。
住所情報を全て入力した後は、検索ボタンを押すことなく、受け取り先の住所欄には直接手書きで記入することが求められます。
お届け先住所の入力
お届け先情報の部分に、希望する郵便局の名称を「局留め」として記載します。
例:品川郵便局留
その次の行に、受取人の正確な住所を入力してください。
誤って他の場所に配送されないように、受取人住所に( )を付けて記載すると安全です。
お届け先の氏名
ここでは、受け取り予定者の氏名を正確に記入します。
この名前は、局留めを希望する郵便局の名称ではなく、受取人本人の名前である必要があります。
受取時に本人確認が必要となるため、ペンネームなどではなく、本名を使うことが重要です。
内容品の入力
送りたい品物の詳細を入力します。
全項目の入力が完了したら、「次へ」ボタンを押して進んでください。
入力内容を一度確認した後、支払い処理に進んでください。
発送ラベルの作成
必要な発送ラベルをプリントアウトします。
プリントアウトしたラベルに「局留め」と正確に表示されているか確認してください。
ラベルをはさみで切り取り、郵便物に適切に貼り付けたら、そのまま発送手続きを完了させます。
クリックポストを郵便局留めで利用する際の注意点
正確な郵便番号・郵便局名を記載する
クリックポストを使って郵便物を郵便局留めに設定する場合、以下の情報を正しく入力する必要があります:
- 局留めにしたい郵便局の郵便番号
- 郵便局の正式名称
正しい郵便番号の入力は特に重要で、誤った入力は配送の誤りや遅れを引き起こす原因になります。
さらに、配送先に「局留め」との明記を忘れずに行うことで、郵便物が意図しない住所へ送られるのを防ぎます。
局留め郵便物の到着通知は発信されない
郵便局留めを選択した郵便物について、郵便局から特別な到着通知はありません。
そのため、定期的にオンライン追跡サービスをチェックし、
「到着(保管)」と表示されたら、速やかに郵便局へ受け取りに行くことが推奨されます。
郵便物受け取り時の本人確認について
郵便物を受け取る際には、本人であることを証明するための身分証明書が必要です。窓口で以下の情報を提供してください:
- 郵便物がクリックポスト局留めであること
- 受取人の氏名
- お問い合わせ番号
これにより、郵便物の受け取りがスムーズに行われます。
郵便物の保管期間に関する注意点
局留めで保管される郵便物は、郵便局到着の翌日から数えて10日間の保管期間があります。
この期間を超えると郵便物は差出人へ返送されてしまいますので、受け取り忘れがないように注意してください。
クリックポストを郵便局留めに変更する方法
発送前であれば、郵便局留めへの変更が可能です
発送前の場合
商品を発送する前であれば、郵便局留めへの変更ができます。
すでに配送ラベルを印刷済みであっても問題ありません。
ただし、既に印刷したラベルに手書きでの修正は避け、新たにラベルを作成し直すことが必要です。
発送後の場合
発送後の郵便局留めへの変更はできません
一度発送してしまった後の郵便局留めへの変更(あて名変更請求)は不可能です。
もし郵便物を郵便局留めにしたい場合は、発送された郵便物の取り戻し請求を行う必要があります。
これは、受取人が配達前であれば、配送の停止を要求できる手続きです。
クリックポスト発送後の取り戻しの方法
1. 郵便物を差出した郵便局に通知する
↓
2. 必要な郵便物の情報を伝える
- 郵便物を送った日付
- 郵便物を送った場所と時間
- 郵便物の見た目(形、色、サイズ)
- お問合せ番号
- 受け取り先の住所と氏名
- 送り主の住所と氏名
3. 窓口で取り戻し申請を提出する(本人確認書類が必要です)
↓
4. 郵便物が見つかったら、クリックポストを受け取る
↓
5. 新しい配送ラベルの作成して、郵便物の再発送を行う
発送後に郵便局留めへ変更したい場合の注意点
郵便局へすぐに連絡する
変更を希望する場合は、すぐに該当する郵便局またはその管轄のポストに連絡を取ることが大切です。
「郵便局を探す」機能で連絡先を見つけられます。
「取り戻し」は送り主だけが可能
取り戻しは送り主だけが行えます。
受け取り人が変更を求める場合は、送り主に連絡し、代わりに手続きをしてもらう必要があります。
手続きには身分証明が必須です。
既に支払った送料の返金はなし
一度支払った送料は、取り戻し後も返金されません。
郵便物を再度送る場合、改めて送料を支払う必要があります。
追加料金の可能性あり
変更後の手続きには追加料金がかかる場合があります。
集配郵便局でまだ輸送前なら無料ですが、輸送が始まってしまった場合は次の料金が必要です:
- 配達郵便局での手続き:420円
- その他の郵便局での手続き:580円
クリックポストを郵便局留めにするには?設定や後から変更する方法も紹介 まとめ
クリックポストで郵便物を局留めに設定する際、正確な受け取り先情報の入力が必須です。
これには、目的の郵便局の正しい郵便番号と名前の記入が含まれます。
一旦郵便物が発送されると、局留めへの変更はできません。
既に発送した郵便物は、取り戻し請求によって対処可能ですが、この手続きには追加費用がかかることがあるので注意が必要です。