当サイトはアフィリエイト広告を利用しています

年賀状を書き損じたら交換できる?交換期限や方法について詳しく解説

年末年始

年賀状を作る際、宛名やメッセージの部分で、誤字をすることはよくあることです。

通常の便箋よりも価格が高い年賀状(一枚60円以上)を間違えてしまうと、捨てるわけにもいかないですよね。

この記事では、書き間違えた年賀状を有効に活用する方法をご紹介します。

既に間違えてしまった年賀状を持っている方や、これから年賀状を作る予定の方にも参考にしてもらえたら嬉しいです。

年賀状を書き損じてしまったら?修正は避けて、交換をしよう!

年賀状作成中にうっかり間違えることはよくあります。

手書きで作成しているときは、書き損じも起こります。

誤って書いた年賀状をそのまま送るのは相手に失礼になりますので、

誤字やインクのにじみ、不均一な文字間隔などがある場合、新しい年賀状を作成しなおすのがおすすめです。

修正テープや修正液を使用すると、受け取る側に悪い印象を与えるため避けた方が良いでしょう。

書き損じた年賀状は、新しいものと交換することが可能

この交換は郵便局の窓口で行えますが、ゆうゆう窓口でも交換できますが、全ての窓口で対応しているわけではないので、事前に確認が必要です。

交換には1枚あたり5円の手数料がかかり、100枚を超える場合は1枚あたり10円になります。

手数料はかかりますが、新しい年賀状を買うよりもコストをかけずにすみますよ。

ただし、交換はその年の年賀状販売期間中に限られるので、期間内に手続きすることが重要です。前年の年賀状は当年のものと交換することはできないので、その点も注意が必要です。

こんな場合も交換がおすすめ!書き損じ以外でも交換は可能

年賀状の作成で印刷ミスや、種類選びを間違えてしまった時、必要以上に購入してしまった時、使わなくなった年賀状が手元に残ってしまった時なども、交換が可能です。

喪中になった場合

購入済みの年賀はがきは手数料なしで他の郵便用品と交換できます。
この交換は全ての郵便局で可能で、専用の書類を記入することで手続きが完了します。

誤って違う種類の年賀状を購入した場合

未使用の年賀状であれば郵便局で無料で予定していた種類と交換できますが、これは未使用の通常の年賀状に限られます。
無料交換はその年度発行の年賀状販売期間で行われるため、販売期間中に手続きする必要があります。

自宅で印刷ミスをしてしまった場合

年賀状の販売期間中であれば郵便局で交換が可能です。
交換手数料は同じく1枚あたり5円(100枚以上では1枚あたり10円)。
販売期間が終了している場合や年賀状が不要になった場合でも、通常のはがきや切手と交換する選択肢があります。

余った古い年賀状について

一定の手数料を支払えば通常のはがきや切手と交換可能です。
手数料は1枚あたり5円(100枚以上では1枚あたり10円)ですが、2018年以前や2019年価格改定前の年賀状を交換する場合は差額分の支払いが必要です。

書き損じ年賀状は、何に交換できる?

郵便局では、書き損じた年賀状を持参すれば、新しい年賀状以外にも、一定の手数料を支払うことで、様々な郵便関連のものに交換することができます。
ただし、現金や印紙との交換はできません。
以下、書き損じた年賀状で交換可能なものとその手数料についてまとめました。

普通はがき

年賀状の送付期間が終了した後、または新しい年賀状が不要な場合には、普通のはがきに交換が可能です。
年賀状を送り忘れて1月7日ごろを過ぎた場合などには、手数料5円(100枚以上は1枚あたり10円)を支払って普通のはがきに交換し、寒中見舞いを出すのが一般的です。

往復はがき・郵便書簡(ミニレター)

郵便書簡とは、封筒と便箋、郵便料金がセットになった便利なアイテムです。
25gまでの軽いものを送る際に役立ち、チケットや写真を送るのに適しています。

スマートレター

スマートレターは、A5サイズの物を1kgまで全国一律料金で送ることができる封筒です。
スマートレターは180円で、63円のお年玉付き年賀状と交換する際、手数料5円を引いた差額122円を支払えば交換可能です。
100枚以上の交換では、1枚あたり10円の手数料がかかります。

レターパック

レターパックは、A4サイズ、4kgまでの物を全国一律料金で送ることができる封筒です。
レターパックプラスは520円、レターパックライトは370円で、書き損じ年賀状と交換する際は、手数料5円を引いた462円または312円の差額を支払うことで入手できます。
100枚以上の交換では1枚あたり10円の手数料が必要です。

切手・ゆうパック送料

手紙を頻繁に出す方は、書き損じ年賀状を切手に交換することも可能です。
ゆうパックの送料にあてることもできますよ。

年賀状交換の際に覚えておきたいポイント

書き損じ年賀状を交換する際のポイントは2つです。

郵便料金の表示部分が汚れている場合は交換できない

間違って書いた年賀状でも、内容にかかわらず交換することは可能です。
ただし、はがきや郵便書簡の郵便料金が表示されている部分(料額印面)が汚れていた場合、交換は受け付けられません。
年賀状でいうと、宛名面の左上にある切手のようなマークが料額印面に当たります。

お年玉付き年賀はがきは当選番号を確認してから交換する

お年玉付きの年賀はがきについては、持ち主が当選権を有しています。
当選していれば、郵便局で賞品と引き換えることができます。
この際、本人確認書類の提示が求められます。
賞品の引き換え期間は、抽選から約6ヶ月です。

賞品は年によって異なり、現金や特産品、切手シートなどがあります。
そのため、当選番号を確認してから交換することをお勧めします。
ただし、当選番号の発表は通常1月中旬なので、新しい年賀状に交換したい場合は発表を待たずに交換することも検討する必要があります。

未使用のお年玉年賀はがきが当選した場合

未使用のお年玉年賀はがきが当選した場合、賞品との引き換えが可能です。
使用済みの年賀はがきを賞品に引き換える際には本人確認書類が必要ですが、未使用の場合は不要です。

書き損じた年賀状 郵便局での交換以外の使い道は?

書き損じた年賀はがきを、切手や通常のはがきとは違う方法で活用したい方は多いでしょう。
手元に残った年賀はがきを無駄にせず、より有効に使う方法もありますよ。

郵便局での交換以外にも、書き損じた年賀はがきの活用法をご紹介します。
いくつかの注意点もあわせてお知らせしますね。

寄付による活用

書き損じた年賀状や余分に残った年賀状を寄付することができます。
これにより、さまざまな団体の活動を支援できます。

寄付を行う際には、以下の3点を確認してください
「未投函のものであること」「料額印面がきれいなこと」「私製はがきでないこと」。

以下は寄付先の例です。

公益社団法人 日本ユネスコ協会連盟

この団体はUNESCOの理念に基づき、教育支援や文化活動を行っています。
カンボジアの子どもたちの教育支援などが主な活動です。

日本点字図書館

視覚障害者向けの点字図書や録音図書を提供するこの施設では、寄付された書き損じはがきを切手に交換し、通信費用に使用しています。

チャイルド・ファンド・ジャパン

この国際協力NGOは、アジアの貧困地域の子どもたちを支援し、ネパールの子どもたちの学習環境改善に書き損じはがきを活用しています。

金券ショップでの年賀状売却とその他の利用方法

金券ショップにおける年賀状の買取は、現金への換金を考える際に便利です。
通常、金券ショップでは未使用の年賀状のみを取り扱っていますが、状態によっては書き損じた年賀状も買取の対象となることがあります。

買取価格は時期に応じて変動するため、2023年8月時点での一般的な買取価格は1枚あたり約45円程度です。年賀状が年数を経ると価値が下がるため、なるべく早く売ることがおすすめです。

フリマアプリでの販売

現金化を目的とした場合、フリマアプリで書き損じた年賀状を出品する方法もあります。
この方法は、手数料や送料がかかり、販売には最低金額の設定があるため、まとまった数量の年賀状がある場合に適しています。

ただし、宛名面に個人情報が記載された年賀状は、多くのフリマアプリでは出品禁止となっています。
安全に出品するためには、未使用の年賀状を選ぶことが重要です。

懸賞応募用としての活用

書き損じた年賀状を懸賞応募用として使用することも可能です。
はがきや切手への交換を考えていない場合や、近隣に金券ショップがない場合に特におすすめです。
ただし、利用する際は注意が必要です。
懸賞応募用として年賀状を使用する際は、宛名面にある「年賀」と書かれた部分を黒のペンで二重線で消去してから使用しましょう。

年賀状の「使用済み」と「未使用」はどうやってわかる?

普通のはがきには投函後に消印が押されますが、年賀状の場合は消印がありません。
これは、年末年始の忙しい時期に年賀状の大量処理を効率化するためです。

実際に配達された年賀状には、目に見えない特殊バーコードが押印されています。
このバーコードは特別なインクで印刷され、ブラックライトで照らすと見えるようになっています。
郵便局ではこのバーコードを使い、年賀状が配達されたかどうかを確認します。

書き損じた年賀状は交換可能ですが、既に使用された年賀状は交換できません。
この目に見えないバーコードにより、郵便局は使用済み年賀状の不正利用を防いでいます。

消印がなくなった背景

日本の郵便制度が始まったのは明治4(1871)年です。
その後、一時期中断されていた年賀郵便が昭和23(1948)年に再開され、翌年には「お年玉付年賀はがき」が登場しました。
年賀状の量が増加したことで、昭和36(1961)年に年賀郵便の消印が省略されるようになりました。
それ以降、年賀はがきには料額印面の下に丸型マークが印刷されるようになりました。

通常は松の内(1月7日まで)に投函される年賀状ですが、その期間を過ぎると通常のはがきと同じように消印が押されます。
そのため、松の内を過ぎて投函された年賀状は、通常のはがきとして扱われ、消印が押されることになります。

年賀状は松の内(1月7日ごろまで)に届けるのがマナーです。
年始の挨拶が遅れる場合は、寒中見舞いを利用すると良いでしょう。

また、年賀状の受付は12月15日から始まりますが、それ以前に投函すると消印が押される可能性がありますし、予定より早く届くこともあるため、注意が必要です。

年賀状を書き損じたら交換できる?交換期限や方法について詳しく解説 まとめ

年賀状を印刷し、宛名やメッセージ部分に手書きでひとこと加える際、うっかり書き損じてしまうことは少なくありません。

書き間違った年賀状は、少額の手数料で郵便局に持ち込むことで新しい年賀状と交換できます。
これにより、新たに年賀状を購入するコストを抑えられますが、その年の年賀状への交換は、年賀状の販売期間内に限られていますので、早めに交換することをおすすめします。

さらに、金券ショップなどで現金に換えることや、懸賞応募のために再利用することも可能です。
使えなくなった年賀状も、処分せずにこれらの方法でうまく利用してみてくださいね。
自分に合った最適な方法を見つける参考になりましたら嬉しいです。

タイトルとURLをコピーしました